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【薬剤師を辞めたい?】20代薬剤師が地方の薬局へ転職した体験談

薬剤師を辞めたい20代

 

薬剤師を辞めたい
他のことがしてみたい

 

こんな悩みを抱えていたりしませんか?

 

筆者は一薬剤師として患者さんとコミュニケーションとったり経過観察するのは好きです。

 

ですが、薬剤師という仕事が大好きすぎてたまらないかと聞かれたらそうでもありません。

 

結論、どうしたかといと辞めはせずに休みの多いところに転職をしました

都会から地方の週休三日で勤務可能な薬局に転職移住しました。

 

こんな筆者が転職に至った経緯や週休三日を選んだ理由に興味を持っていただけたら、続きを読んでみてください。

※筆者はドラッグストアでOTC専属薬剤師をしてから調剤薬局へ転職しています。

 

薬剤師を辞めたいと思った理由

薬剤師辞めたい理由

①給料の伸びしろが不安

まず一般的に病院薬剤師、調剤薬局薬剤師ドラッグストア薬剤師の順で給料が高いケースが多いのはご存知かと思います。

 

そのなかでも筆者は多額の奨学金返済もあるため、最初から高給な方のドラッグストアに就職しました。

 

最初はやはり周りと比較すると給料も良い方で浮かれていました。

 

しかし、薬剤師とは関係のない大手に務めている友人などと給料の話になる際、もう抜かされているケースや伸びしろが友人の方が圧倒的に大きいケースもありました。

 

普通に暮らす分には全く不自由のない給料ですが、家庭も貧乏で支援できる余裕も欲しいため、他のことに挑戦しようと決め、転職を決意しました

 

②肉体労働がしんどく先が不安

筆者は転職前はドラッグストアでOTC専属で勤務しており、雑貨等の品出しもありました。

 

セール期間や棚替えシーズンは体力を消耗しますし、年を取ってからも続けるにはタフでないとなりません。

 

若いうちはずっとOTCをやっていて体力的に厳しくなったら調剤へいくという選択肢もありますが、調剤未経験で30を超えてくると転職も難しくなってきます。

 

転職できないわけではないですが、未経験であれば吸収力のある20代のうちが優遇されやすいと様々な転職サービスの方も口を揃えておっしゃっていました。

 

③人手不足で忙しく残業が多い

ぎりぎりの人数で回していることもあり、アルバイトさんやパートナーさんが急遽休みになった場合はレジ打ち等カバーしなければなりません。

 

当然そこに時間がとられれば自分の仕事にも手を回せなくなり、結果残業しなければ終わらないということもありました。

 

コロナでマスク騒動が起きた時、何時間もマスク売り場の整理をしていた時は絶望していました。

 

薬剤師として仕事というよりも店を回すことがメインで、薬剤師の意味あるのかとしょっちゅう自分に問いかけていました。

 

④異動がストレス

幸いにも色々なことが重なって異動はなかったのですが、のちに異動があることは確実だったのでそれを踏まえて述べます。

 

自宅から90分以内の距離は異動の範囲と言われており、同期が異動で90分かかるところに飛ばされていました。

 

往復に3時間もかけるくらいならその3時間を他のことに費やしたいというのが筆者の考えです。

 

例えば勉強、副業、習い事など3時間もあればできることはたくさんあります

 

薬剤師なら調剤をしておきたい

市販薬売り場でコミュニケーションをとるのも好きですし、提案した薬で患者さんの元気になったり、指名してくれる患者さんもいてやりがいは感じていました。

 

ですが、レジ打ちや品出し等の作業が多すぎるために薬剤師である意味を見出せなくなる時が多々あります。

 

トイレットペーパーを積んでいる時など、薬剤師じゃなくていいのでは?と考えてしまいます。

 

そこで逆に薬剤師ならやはり調剤もやらなければという思いが強くなっていきます。

 

そこから若いうちに調剤を身に着けておこうという考えに至り、転職しようと考えはじめました

 

成果を出しても評価されにくい

ドラッグストアで働いていると、新商品がでるとそれを売るよう本部から指示がきます。

 

筆者の勤務していたドラッグストアは商品をアピールするPOPは自作OKだったので、頻繁に自作していました。

 

数百店舗あるなかでベスト5にはいることが度々あり、新人のときは販売競争で1位をとったりと実績を積み上げていました

 

ですが、自分で生み出した利益は会社の利益になり、自分には実績しか残りません(実績だけでも素晴らしいことですが)。

 

組織に属するうえで会社に利益がいくために働くのは当たり前のことなのですが…。

 

余談ですが筆者は学生の頃にせどりをしており、年間数百万円の売り上げを出していました。

 

努力した分その利益は自分に返ってくるシステムを覚えてしまっていたので、どうしてもひっかかってしまっていました。

 

そこでまた副業として新しいことに挑戦してリターンのある努力をしようと決めました。

 

他のことにも挑戦したい

今は本業以外にも稼ぎ方がたくさんある時代です。

YouTube、ブログ、インスタ、プログラミング、せどりなどなど。

 

薬剤師としての勉強も怠らず、他で稼ぐスキルをつけていきたいのが休みの多いところ(週休三日)に転職した大きな理由のひとつです。

 

もうひとつの大きな理由は自然が好きということ。

海に潜ったり、山でキャンプしたりする時間が大好きなので、地方への移住を決断しました。

 

細かく言うともっとあるのですが、本記事ではここまでにします。

 

もしも同じように他のことをがんばてみたい!もしくは頑張っているという方いましたら一緒に頑張り合いましょう。

 

お問合せからでも、Twitterからでもご連絡お待ちしております。

 

 

薬剤師を辞めたいと思って行動したこと

薬剤師辞めたい

転職サービスに登録

マイナビ薬剤師薬キャリ薬剤師の求人・転職なら「ファルマスタッフ」など。

 

なかでもやはり大手のマイナビ薬剤師は58,000件以上の求人を保有しているとのことで、提案してくださる求人は豊富でした。

 

もしも転職会社に迷われているのであれば、登録して話だけ聞いてみるのも良いかと思います。



 

自分が担当してくださったマイナビのコンサルタントの方は無理のない話し方で、希望をたくさん聞いてくださいました。

 

他にもいくつか転職サービスを利用していますが、経験談は後日別記事にします

 

登録したから転職しなければいけないというわけでもありませんし、少しでも転職に悩んでいるならまずは1社でもいいので転職会社に登録し、どのような求人があるのか探っておくといいかと思います。

 

今より給料の上がる求人、休みの多い求人、規模の小さいアットホームな薬局など希望を伝えれば探してくださいます。

 

家族や知人に、職場の先輩に相談

転職会社よりもまずは身近で話せる人に相談しました。

 

自分の場合は家族、会社の仲のいい先輩、親しい友人、大学時代の先生に相談しました。

 

自分では考えの及ばないことを話してくれたり、アドバイスやフォローしてくれたりと、とても助けられました。

 

 

薬剤師を辞めたいと思った時登録した転職サービス

筆者が使った転職サイトは下記の通りです。

 

 

それぞれ利用したところそれぞれ良し悪しありましたので、後日別記事にします。

 

 

薬剤師を辞めたいなら他に何をしたいか明確にする

 

筆者は主にやりたいことが以下の2点あるとおはなししてきました。

 

まず一つ目が「他のことにも挑戦してみたい」。

二つ目が「自然を楽しみたい」。

 

これら二点をかなえるために、地方かつ休みの多いところで探し、転職に成功しました。

 

もちろん週休三日になるので当然給料は多少下がりましたが、前職とほとんど変わっていません。

 

ほぼ変わらない給料で休みが多いならそっちの方がいいと思うのは筆者だけでしょうか(笑)

 

ここで筆者が伝えたいことは、漠然と転職したいというだけでもいいのかもしれませんが、それだけだと漠然と転職を繰り返すだけになると思うので、なにを主とするかまず考えてから行動すると良いかと思います。

 

何かしたいことや理由があって転職を希望するのであれば、周りの方はきっと応援してくださいます。

 

もしも転職に迷ってこの記事を読んでいるのであれば、少しでも参考になっていれば幸いです。

 

一緒に頑張りましょう!

 

 

 

以上が【薬剤師を辞めたい?】20代薬剤師が地方の薬局へ転職した体験談についての記事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

他になにか気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

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