
他に肌荒れに使える市販薬はない?
ステロイドは含まない?
こんなお悩みにお応えします。
マスキュアはマスクにより肌荒れした顔に使える市販薬です(2021年4月14日発売予定)。
マスキュアはステロイドを含みません。
また、マスキュア以外にも同様の成分を含む市販薬を本記事にて紹介しています。
本記事の内容
新発売『マスキュア』の紹介
『マスキュア』の効能効果
『マスキュア』と同様の薬の紹介
目次
マスキュアとは
マスキュアとは、小林製薬株式会社より発売される長時間のマスク着用などによるかゆみ・かぶれ・ブツブツを改善する治療薬です。
今までピンポイントに”マスクによる肌の不調”をうたった市販薬がなかったので、現代のコロナ禍のニーズに応えた製品となります。
そんなマスキュアについて解説していきます。
マスキュアの効能効果
マスキュアの効能効果は以下の通りです。
湿疹、皮ふ炎、ただれ、あせも、かぶれ、かゆみ、おむつかぶれ
引用:小林製薬
続いて成分の紹介と、成分それそれの役割を解説していきます。
マスキュアの成分とその役割
マスキュアに含まれる有効成分は以下の通りです。
- ウフェナマート
- ジフェンヒドラミン
- グリチルレチン酸
- トコフェロール酢酸エステル
- イソプロピルメチルフェノール
それぞれの成分の役割について解説していきます。
ウフェナマート
皮ふ刺激作用の弱い、非ステロイド性の抗炎症成分です。
患部に直接働きかけ、赤み・炎症を鎮めます。
ジフェンヒドラミン
かゆみなどのもとであるヒスタミンの働きをおさえ、かゆみをおさえます。
グリチルレチン酸
皮膚の赤みや炎症をやわらげます。
トコフェロール酢酸エステル
血行促進作用があり、症状の回復を助けます。
イソプロピルメチルフェノール
かゆみの原因となる細菌の増殖を抑えます。
マスキュアの類似薬
ピンポイントで”マスクによる肌の不調”とはうたっていませんが、同様のかゆみ止め成分を含む薬があるのでご紹介します。
最後に製品名と成分が一目でわかる一覧表を載せていますのでご参照ください。
キュアレアa
まず、同じく小林製薬から発売されているキュアレアa。
キュアレアaに含まれている成分は以下の通りです。
- ウフェナマート
- ジフェンヒドラミン
- グリチルレチン酸
マスキュアとかゆみや炎症にを抑える成分は同じです。
異なる点としてはトコフェロール酢酸エステル、イソプロピルメチルフェノールが含まれていません。
イハダ ダーマキュア軟膏
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イハダのダーマキュア軟膏に含まれている成分は以下の通りです。
- ウフェナマート
- ジフェンヒドラミン
- グリチルレチン酸
- トコフェロール酢酸エステル
- リドカイン
- ベンゼトニウム塩化物
マスキュアとほとんと同じですが、二点異なる成分(赤文字)があります。
一点目は、殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールがベンゼトニウム塩化物に変わっているところ。
二点目は、リドカインという成分(かゆみを鎮めてくれる役割)が加わっているところ。
よりかゆみが強いのであれば、ダーマキュア軟膏も選択肢にあがります。
マスキュアと類似薬の一覧表
マスキュアに含まれるかゆみ止め成分が同様の薬の一覧表です。
ウフェナマート | ジフェンヒドラミン | グリチルレチン酸 | トコフェロール酢酸エステル | イソプロピルメチルフェノール | ベンゼトニウム塩化物 | リドカイン | |
マスキュア | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ||
キュアレア | 〇 | 〇 | 〇 | ||||
ダーマキュア軟膏 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
まとめ:マスキュアはマスクかぶれに着目した市販薬
2021年4月14日に発売予定のマスキュアはマスクによる肌不調の方を考えた薬になっています。
ステロイドを含まない(非ステロイド)のため安心して顔にも使えます。
また、マスクによる肌荒れの原因にもなる乾燥を防ぐことも大切です。
保湿に関しては別で記事にしていますのでよろしければご参照ください。
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【ヒルマイルドクリーム・ローションの使い方】注意すれば顔にも使えます
続きを見る
以上が【マスキュア】マスクによるかゆみや肌荒れに効く薬が新発売【小林製薬】についての記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
なにか気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。