【虫除けスプレーのおすすめ】虫よけ成分ディートとイカリジンの効果とは

insect-repellant市販薬

 

いちるい
いちるい

こんにちは、薬剤師のいちるいです。

 

虫除けスプレーの違いを知りたい

どの虫除けスプレーを選べばいいかわからない

虫よけスプレーと日焼け止めは併用していい?

 

 

こんな悩みを解消します。

 

この記事を読むことで、虫除けスプレーの違いや選び方が分かるようになります

薬剤師の知識と、信頼性の高い情報源(厚労省やCDCなど)をもとに解説しています。

 

※虫刺され薬についてはこちら

 

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虫除けスプレーの成分とその効果

虫除けスプレーの成分は大きく分けて三つ

虫よけスプレーの成分は大きく分けて以下の三つです。

 

・ディート(12%未満、30%)
・イカリジン(5%、15%)
・天然ハーブなどのその他

 

頭痛薬やかゆみ止めみたいにたくさん成分があるのと比べ、虫除けスプレーには大きく分けて三つしかないです。

 

なので、虫除けスプレーの使う用途が決まっていれば、選択肢が絞られていきます。

 

今回は効能・効果を表記している成分、ディートイカリジンについて解説していきます。

 

虫除け成分「ディート」

ディートは昔から使われている虫除け成分です。

 

虫除けスプレーに含まれるディートという成分には、実は12%未満30%といった濃度の違いがあり、濃度によって持続時間虫除け効果が変わってきます。

 

※12歳未満のお子様には、ディート12%未満のものしか使えません。

 

また、12%未満のものを使うとしても、厚生労働省の医薬品等安全性関連情報にて以下のことが言われています。

○ 小児(12歳未満)に使用させる場合には、保護者等の指導監督の下で、以下の回数を目安に使用すること。なお、顔には使用しないこと。
・ 6か月未満の乳児には使用しないこと。
・ 6か月以上2歳未満は、1日1回
・ 2歳以上12歳未満は、1日1~3回

引用:ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について

 

また、ディートにはプラスチック、レーヨン、皮革を傷める可能性があります。

使用上の注意をよく読んでから使用することが大切です。

 

「ディート」の効果と持続時間

ディートの効果と持続時間は以下の通りです。

成分虫除け対象となる害虫持続時間
ディート12%未満蚊、ブユ(ブヨ)、サシバエ、アブ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ノミ、イエダニ、マダニなど約1~2時間
ディート30%蚊、ブユ(ブヨ)、サシバエ、アブ、トコジラミ(ナンキンムシ)、ノミ、イエダニ、マダニ、ツツガムシなど約3~6時間

※30%の商品だと、適応害虫にツツガムシが追加されます。

 

虫除けできる虫の種類は、商品によって異なります。

商品に記載されている効能効果をよくご確認ください。

 

虫除け成分「イカリジン」

イカリジンは2015年に認可された比較的新しい成分です。

ディートと同等の虫よけ効果があるとも言われています(薬事・食品衛生審議会 化粧品・医薬部外品部会 議事録より)。

 

「ディート」よりも皮膚刺激性が低い、ニオイが少ない、合成樹脂に対して悪影響が少ないのも「イカリジン」の特徴です

 

また、「ディート」は12歳未満のお子様には、年齢に応じて1日に使用できる回数に制限がありましたが、「イカリジン」にはなく、小さなお子様からお年寄りまで安心して使うことができます。

 

イカリジンという成分にも5%15%といった濃度の違いがあり、濃度によって持続時間が変わってきます。

 

「イカリジン」の効果と持続時間

イカリジンの効果と持続時間は以下の通りです。

適応害虫持続時間
イカリジン5%蚊、マダニ、ブユ、アブ約6時間
イカリジン15%約6~8時間

 

 

虫除けスプレーの成分と効果一覧表

厚生労働省のマダニ対策ページにある、ディートとイカリジンの成分と効果の持続時間及び特徴を示した表を共有させていただきます。

insect-repellent-comparison

引用:厚生労働省 マダニ対策

 

 

ディートとイカリジンどっちの成分がおすすめ?

アウトドアにはディート

登山やキャンプなどのアウトドア活動の傍らには様々な害虫がいます。

 

アメリカ疾病対策センター(CDC)では、病気を広める可能性のある昆虫による噛み込みを減らすために、ディートの成分が20%以上の製品を使用することを推奨しています。

 

このことからも、アウトドア活動する際は、ディート30%配合の虫除けスプレーをおすすめします

※20%ではなく30%の理由は、日本の虫除けスプレーには12%未満か30%しかないためです。

 

また、ディートの方がイカリジンよりも虫よけ対象となる害虫の種類が多いことも、アウトドア活動する方におすすめする理由です。

 

子どもや皮膚の弱い方はイカリジン

登山やキャンプといったアウトドアほどではなく、子どもと使いたい、散歩や公園で使いたいという方にはイカリジンをおすすめします。

 

12歳未満のお子様が使うとなると、ディート30%は選択肢から外れ、ディート12%未満も制限がかかります。

 

また、ディートより皮膚刺激性が低く、匂いやべたつきも少ないなどといった使いやすさも、イカリジンをおすすめする理由です。

 

 

成分別虫除けスプレーのおすすめ

【ディート】おすすめ虫除けスプレー

ディート12%未満の虫除けスプレー☟

 

幅広い害虫対策にはディートがおすすめです。

制限はありますが、12歳未満の子どもにも使えるディート10%配合の虫除けスプレーです。

お肌にやさしい潤水成分、ヒアルロン酸Naを配合しているのも嬉しいポイントです。

 

 

ディート30%の虫除けスプレー☟

 

ディート30%配合していることにより、適応害虫の種類が増えます。

12歳未満の子どもには使えないのでご注意ください。

こちらもお肌にやさしい潤水成分、ヒアルロン酸Naを配合しています。

 

【イカリジン】おすすめ虫除けスプレー

イカリジン15%の虫除けスプレー☟

 

ディートは年齢や使用制限がありますが、イカリジンにはそれらの制限がありません。

家族みんなで使え、こまめな塗り直しもできるのは、気持ち的にも安心できる嬉しいポイントです。

また、この商品にもお肌にやさしい潤水成分、ヒアルロン酸Naが配合されています。

 

イカリジンは適応害虫がディートに比べたら少ないので、シーンで使い分けることをおすすめします。

 

 

虫除けスプレーの効果的な使い方

虫除けスプレーの効果的な使い方は以下の通りです。

 

露出部位にはまんべんなく塗る

スプレータイプのものは、噴霧して終わりではなく、手でしっかりと皮膚に塗り広げることにより効果が高まります。

 

日焼け止めを併用する際、日焼け止めの後に塗る

虫除けスプレーと日焼け止めは一緒に使って大丈夫です。

 

日焼け止めを使う際は、先に日焼け止めを塗り、よく乾いた後で虫除けスプレーを使用しましょう。

 

フマキラーのよくある質問アメリカ疾病対策センター(CDC)でも、上記の流れで使うように書かれています。

 

こまめに塗りなおす(制限があるものに関しては、制限通りに塗る)

汗をかく夏は、虫除けスプレーをしても汗などで流れ落ちやすくなっています。

 

そのため、効果を維持するためにも塗り直しが必要になります。

 

お子様がディートを使う場合は、制限に注意しながら塗りなおすようにしましょう。

 

長袖、長ズボンと服装に気を付ける

虫除けスプレーを使うのも大事ですが、虫の侵入を許さないような服装をするのも大事です。

 

基本になりますが、長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を抑えましょう

 

夏だと暑くて辛いかもしれませんが、害虫に刺されて辛い思いをするよりはよっぽどいいです。

 

 

虫除けスプレーに関する注意事項

アメリカ疾病対策センター(CDC)では以下のような注意事項があげられています。

・製品の使い方や注意事項をよく読んで使用する。

・衣服で覆われている皮膚には使用しない。

・切り傷、傷、または炎症を起こしている皮膚には使用しない。

・スプレーを使用するときは、顔に直接スプレーしない。

・最初に手にスプレーしてから顔に塗る。目や口には使用しない。

・誤って目に触れたり、飲み込んだりしないように、使用後は手を洗う。

・屋内に戻ったら、虫よけ成分が付着した皮膚や衣服を洗い落す。

・露出した皮膚や衣服を覆うのに十分なだけ使用する。効果を上げるためにたくさん塗る必要はない。

・子どもが使用する場合、代わりに大人が子どもの肌に虫よけを使用(塗布)する。

 

 

 

 

以上が虫除けスプレーのおすすめについての記事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

なにか気になることがありましたらお気軽にお問い合わせください。

 

 

以下の記事は【虫刺され薬】についてです。参考にして頂ければ幸いです。

 

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