前回の記事で家庭崩壊してどん底に陥った経験談をお話ししました。
どん底といっても色んな事情があると思います。
お金、恋愛、仕事、病気など…。
筆者はお金がないタイプのどん底でした。
お金がない苦しみ、絶望感は痛いほどわかっているつもりです。
今回はどん底から這い上がるための方法と、どん底から得られたことを筆者の経験をもとにお話しします。
目次
どん底から這い上がる7つの方法
冒頭でも説明しましたが筆者は学生時代に家庭崩壊し、お金が底をつき親からも裏切られてしまう、そんなどん底生活を送っていました。
※詳しくはこちら(以前の記事)をお読みください。
それではどん底経験を経てこうするべきだったと、今となって考えられる方法を説明していきます。
筆者が考るどん底から這い上がる方法は以下の7つです。
- 自分より余裕のある人と比較しない
- 他の人のどん底体験談を探す
- 同い年の人に相談は極力しない
- 現状を変える努力をする
- どん底が一生続くと思わない
- 笑わせてくれるような相手を見つける
- どん底から這い上がるための手段を見つける
上から順に説明していきます。
①自分より余裕のある人と比較しない
筆者は薬学部在学中にどん底時代を味わいました。
薬学部には周りの友人は親が医者、薬局経営者などとお金持ちだらけでした。
そんななかただでさえ裕福とはいえない家庭に育ったあげく大学在学中に家庭崩壊し、お金が底をつく。
自販機でジュースを買う余裕すらもてない自分。
友人の「今日は家族で外食」「お小遣い足りない」など普通の会話ですら妬むようになり、
『どうして自分だけがこんな目に合わなきゃいけないの?』とひたすら落ち込む毎日でした。
どん底に陥った最初の頃は周りと自分を比較して落ち込みがちでしたが、比較しても無駄だし悲しくなるだけと気づき、後々は極力比較しないようにしていました。
なのでお金のない生活をしていて周りと比較してしまっている方、周りは周り、自分は自分と踏ん切りをつけることを強くオススメします。
比較するよりも、お金を得るためにはどうすればいいか考えて行動するほうがはるかに有意義です。
考えて行動する内容は人により異なると思いますが、筆者の場合はお金でした。
言い方がよくありませんが、もしも比較するのであれば自分より不幸な人、どん底な人と比較しましょう。
まだまだ自分はマシな方だと励みになりますし、自分よりどん底な人はいます。
他の人のどん底体験談を探す
先ほども比較するなら自分より不幸な人、どん底な人と比較しましょうと言いました。
余裕のある人と比べたところで自分がどん底なら勝てるわけがありません。
言い方はよくありませんが、同じような条件で自分より不幸な人を見つけるといいです。
さらに苦労してる人がいるってことを考えると気持ちが楽になりますし、頑張らなきゃと思えます。
同い年の人に相談は極力しない
どん底経験のない人に話しても重みが伝わっていないのが伝わってくるので、余計にみじめで悲しくなります。
少しでも同情された方が気持ちが楽になるという方であればどんどん相談してください。
相談する場合、自分より年が離れている方や同じような経験をしている人に話すのがいいです。
筆者は学生だったこともあると思いますが、重みやお金の大切さに気付いていない人が周りには多くみられました。
上から目線で物を言うようで申し訳ございません。
やはり年がそれなりに上の人だと、生きている時間も違うため見てきている人の数が違いますし、長い時間お金と向き合って生きているためお金の大事さもより分かってくれる方が多いです。
現状を変える努力をする
努力すればいつかは報われると言いますが、それは努力のしかたによると思います。
悲しいですがお金がないからといってただバイトを頑張り続けても報われるなんてことはなかったです。
現状維持する努力ではなく、現状打破する努力が大切だと筆者は経験して思いました。
たとえばバイトは時間でもらえる金額を予想できるので、その金額に合わせて窮屈な生活をすることになります。
自分はこの現状を打破するためにバイト以外で収入を得る努力をしました。
筆者がバイト以外で収入を得ていた方法はせどりでした。
決まった金額が見える稼ぎ方よりも、自分の頑張りしだいで金額を変えられる稼ぎ方の方が夢がありませんか?
原資が少なかったため一回でドカンと稼げるわけではなかったですが、根気よく増やし続けた結果、余裕をもてるようになってきたと同時に不安も少しずつ解消されていきました。
結果として、努力して変わったのはまず収入、その次に自分の気持ちの持ち方。
少しでも金銭的余裕を持てるようになることで気持ちは圧倒的に楽になります。
あなたなりの現状打破する方法を見つけて努力してみてください。
間違いなくどん底を乗り越える大きな一歩になります。
どん底が一生続くと思わない
どん底ということはそこより下はないのであとは上がるだけです。
上がるだけがむずかしいのですが、上がったらもう同じどん底を経験しないためのスキルもつきます。
上がることはメリットしかないので、上がるしかないということをモチベーションにするべきです。
どん底を乗り越えれば今後なにがあっても乗り越えられると信じて頑張りましょう。
笑わせてくれるような相手を見つける
どん底の時って何を考えてもネガティブな方向に考えがいってしまうかと思います。
そうならないようにするのは自分では無理なので、人の力を借りるしかありません。
筆者の場合は中学時代からの友達であり、バイト仲間でした。
悲しい話しですが筆者がどん底時代に笑ってたのはほとんどバイトの時だけでした。
バイト中なのになにしてるんだって話ですが…。
笑うと本当に気持ちが楽になります。
気持ちが楽になるのはその時だけですが、朝から晩までネガティブな脳になるよりよっぽど生活の質もあがります。
ぜひ笑わせてくれるような友人を一人でもいいので見つけてください。
どん底から這い上がるための手段を見つける
現状維持する努力は大切ですが、現状打破する努力の方が後でも力になりますしなにより自信がつきます。
筆者の場合はお金関係がメインでどん底に陥ったため、お金を稼いで不安を解消することがどん底から這い上がるための一つの手段でした。
たまたま最近YouTubeで面白い動画を見つけたので紹介したいと思います。
メンタリストDaiGoさんの『成功者を出し抜く稼ぎかたの秘密とは』。
貧乏な人の方が稼げる心理について解説しています。
筆者は当てはまることもあり見入ってしまいましたし、モチベーションが高まりました。
貧しい方が有利なことってそうそうありませんよね。
興味がありましたらぜひ見てみてください。
周りを見返せるくらい稼いでみたいですね。
頑張りますし、頑張りましょう。
どん底を乗り越えて得られたこと
どん底を乗り越えて得られたことは以下の通りです。
- お金を稼ぐ方法
- 相手の感情が読めるようになる
- 鋼のメンタル
上から順に説明していきます。
お金を稼ぐ方法
上記でもちらっと言いましたが、バイト以外に稼げる方法はないかと調べ考えた結果、せどりにいきつきました。
他にも稼ぐ方法はたくさんありますが、当時即効性があったのがせどりだったのです。
趣味をせどりに活かすことができれば楽しく稼げますのでオススメです。
雇われ以外でお金を稼ぐ方法を身に着けると損をしにくくなります。
例えば1万円の服を買ったら給料からお金を使うわけですし、減る一方ですよね?
ところが自分で稼げると1万円使うときに1万円回収できる方法を同時に考えられるようになります。
この考えができて行動に移せるようになるとお金もたまりますし、何より気が楽になります。
相手の感情が読めるようになる
完全にではないですが相手の考えを察知し感情を読めるようになりました。
これは自分でも不思議だったのですが、上記でもあげたDaiGoさんの動画を見て納得しました。
DaiGoさんが調べた研究結果をもとに動画内で以下のような発言をしています。
『相手が何を考えているかを考えても答えはないが、自分が同じ状況だったらどう考え行動するかを考えると相手の感情が読める』
たしかにこの通り考えていました。
また、親に裏切られ人を信用できなくなり絶望していたこともあり、自分はこのような絶望的な感情を人に味あわせたくないと考えるようになり、おのずと相手の感情を読むようになりました。
感情を読むことで誰とでも話せるようになりますし、物事を自分の思う良い方向に持っていきやすくなります。
証明することができないので何言ってんだってなるかもしれませんが、きっと同じようなどん底を味わった人や貧しい人であればわかるという方もいるのではないのでしょうか。
鋼のメンタル
なんといってもこれが一番の成長ではないでしょうか。
どんなにつらいことや理不尽なことがあっても、どん底時代を上回るようなことはないのですぐに気持ちを切り替えられます。
どん底時代に薬剤師国家試験もありましたが、とくにつらいと思うことはありませんでした。
周りに聞くと薬剤師国家試験が人生で一番地獄のような時間だったとみんな口を揃えて言いますが…。
なのでもし今がどん底なら今を頑張って乗り越えましょう。
必ず今後の自分の力になることは間違いないです。
お互いに頑張りましょう!!
以上がどん底から這いがる方法についての記事でした。
長文を読んでいただきありがとうございました。
どん底な気持ちになっていたり、悩みや辛いことがあったらお気軽にお問い合わせください。
可能な限り力になれるよう尽くしたい思います。