『お金がない』
『どん底な人生でつらい』
そんなつらい思いをしている方に向けた記事になっています。
人それぞれつらい度合いや環境は違うと思います。
そんあなか筆者がつらい思いをした家庭崩壊の経験談をお話しします。
どん底でつらいと感じている人の励みに少しでもなれたら幸いです。
※別記事でどん底から這い上がる方法をアップしてます☟
関連記事【どん底人生から這い上がる方法】貧乏な方が稼ぐのに有利?
目次
家庭崩壊してどん底人生の幕開け
家庭崩壊した理由
まず最初に家庭崩壊した理由はお金です。
親の仕事が自営業ということもあり収入の低迷が家庭崩壊を招きました。
家庭崩壊するまで
自営業ということもあり、我が家の収入は毎月変動していました(年々下降気味)。
借金もあり収入も減っている状況なのに大黒柱である父は庭にいるか寝ているか。
仕事をする姿を見るのは夜だけという日がほとんどでした。
親の喧嘩は絶えず、父が近所にも聞こえるような声量で怒鳴るため、近所の人と顔を合わせるのもすごく億劫になっていました。
夜中布団についても親の口論が聞こえてくる日々はほんとに悲しくなっていました。
収入が減っているためか食事や電気代など、節約していく生活が目に見えていたので、自分も迷惑はかけないよう自分にかかるお金は極力自分で稼ぐようにしていました。
自分にかかるお金というのはざっくり言うと交通費、携帯代、外食代、学費などです。
バイトで得たお金で家族に焼肉をおごったり、なんとか家族の仲を少しでも良くしたく頑張ったりもしてました。
家庭崩壊
『このままだとお金が底をつくのは目に見えるのでついていけない』といい母と兄が突然家を出ていきました。
自分と父には何の相談もなく、勝手に母と兄で別居する家まで見つけていきなり出ていったのです。
さらに、財産(お金)をほとんど持って出ていってしまいました。
これで家庭崩壊に拍車がかかりました。
残された父と、どっちについていくか決めろと選択を迫られる自分。
そのころ父は収入に悩んでいたこともあり鬱に近い状態でした。
そんな父を残していったらどうなってしまうかわからなかったので自分は父を支えるために残ることにしました。
ここからが筆者にとって人生で最もつらい日々のはじまりでした。
別居生活でどん底人生が加速
母と兄が出ていき、別居生活がはじまりました。
父はついに仕事をする姿は一切見せず、魂が抜けたかのように椅子に座って大好きだったレコードをひたすらぼーっと磨いてる日々が続きました。
そんななか、たまに出かけたかと思えば抗うつ薬をもらってくる。
電気代やガス代、父の携帯代などの請求書がきても放置。
請求書を見せてもお金がないと返されるだけ。
電気が止められて本格的にやばいと思い、最低限の生活をできるよう自分の貯金を崩し請求書の支払いを全てしました。
しかし、この先も払い続けるとなったら確実に自分の貯金も足りなくなると思い、ひたすらバイトを敷き詰める生活がはじまりました。
不幸中の幸いで春休み期間だったため好きなだけバイトをすることができました。
某パン工場の夜勤や配膳スタッフ、電波調査などいろいろかけもちし、夜勤からの昼勤や1●勤したりと仕事漬けの春休みを過ごしました。
その月は30万近く得られましたが、家事と仕事以外は疲れてなにもできませんでした。
こんなに頑張って稼いだお金も家にかかる支払いや父と自分の食費に消えていくのが悲しかったです。
雇われ以外の稼ぎ方
学校がはじまるとバイトできる時間も減るため、稼ぎは必然と少なくなります。
そんななか他に大学に通いながらできる稼ぎ方がないかと色々模索したところ、せどりに行きつきました。
自分は服が好きということもあり、ブランド等いろいろ知識はあったため、知識をお金に変換できるのがせどりだったのです。
古着屋やヤフオクなどで仕入れ、ヤフオク以外のフリマアプリで売る。
このせどりで月5万以上はコンスタントに稼げるようになりました。
お金がない状況になり、雇われ以外の稼ぎ方を身につけられたのは本当に良い人生経験でした。
親に裏切られる
せどりやバイトで安定して稼げるようになってきて安心しているところに母からメッセージが届きました。
内容としては父が母宛に伝えたメッセージで、以下の通りです。
『金を貸してくれている人が返せないなら筆者の大学にいきビラを撒くと言っている。お金を返してほしい。』
これを母から聞いたとき、こんなにも父を支えるためにも体をこき使っているのに、そんな息子を出汁につかうのかと絶望してしまいました。
親という存在は信じる信じないというレベルの話ではなく、信じていることが当たり前だったので、この裏切られ方をしてから人を信じるということができなくなりました。
このことに関し何度も揉めましたが、父母の言うことが最後まで一致せずまたこれもまたどちらかが嘘をついているということになり、精神的にもひどくやられ、10キロ近く体重も減少しました。
再び親に裏切られる
裏切られるという表現があっているかはわかりませんがお話ししたいと思います。
父は仕事を探し、病院に行っては抗うつ薬をもらう日々が続いていました。
やる気が見えない父と何度も口論しましたが、すごいショックなことを言われたこともあります。
『頼む、殺してくれ』
このようなことを実の息子である筆者に言ったのです。
筆者はもうただただ言葉を失いました。
必死に頑張っているのに報われない日々で、何度ももう楽になってしまいたいと思いました。
どん底環境のリセット
父が仕事を見つけ、わずかですが収入が入るようになってきました。
とりあえず今の家は家賃が高いため、引っ越しする費用をため、引っ越しすることにしました。
いらない大量の家具をひたすらごみ処理場を往復し処理しました。
引っ越しも引っ越し業者に頼むお金はないので車で何往復もし、やっと終えることができました。
小さい家に引っ越すために冷蔵庫やレンジなど、家族向けの大きいもので置けるとこもなかったため廃棄し、また一から揃えました。
揃えるために使ったのがジモティーというアプリ。
近くに住んでいる人が不要なものを無料か格安でゆずってくれるという地域コミュニティ型アプリです。
これを使って家具を無料もしくは格安で揃えました。
便利な世の中と人にひたすら感謝でした。
引っ越しは終えましたが、まだまだ貧乏生活かつ借金返済の日々は続きます。
しかし、稼いだお金がほぼ家賃に消えてしまう悪循環を抜け出すことができ、環境はリセットされました。
こうして家族各々が個人で生活できるようになるための小さな再スタートをきりました。
父を支え続けられた理由
『どうして周りと比べて俺はこんなつらい思いをしなくちゃいけないのか』
いろんな考えが頭をさえぎり、正直自分は死ぬほど親を憎んでいました。
それでもやはりここまで育ててくれたのは紛れもなく親という感謝の気持ちが勝ってしまいました。
お金をとられたあげく裏切られもしましたが、そんなことは育ててきてくれた20数年の時間とかかったお金に比べたらほんの一部でしかないと。
少ないかもしれませんが、以上が憎みながらも支え続けられた理由です。
筆者のどん底時代をざっくりと話をしてきましたが、まだまだ色んな背景がありますし、逆に思い出せないこともあります。
なぜか分からないのですがどん底に追いやられてた時の記憶が断片的にしか残っていません。
衝撃的なことは覚えているのですが、生きるのに必死だったからか不思議と思い出せないことが多いのです。
みなさんもお金がなくキツイ時期があったらとりあえずお金をどうしたら生み出せるかを考えてみるといいかと思います。
余裕をもつためにも自分の努力で稼げる金額が変わってくる青天井な稼ぎ方を見つけるのが大事だと思います。
お金がない恐怖と不安はたまったものじゃありません。
どん底から得たお金の稼ぎ方
お金は本当に大事です。
お金がある方はお金に縛られた生き方をしないでみてくださいと名言みたいなことを語りますが、自分はお金がなければなにもできないと経験から感じました。
お金がない辛さを経験をして乗り越えたのならその人の言うことも間違ってないのかもしれませんが。
お金がない辛さを経験したからこそお金を増やしたいという気持ちが強くなり、色々探りました。
結果、お金の稼ぎ方は探せばたくさんあります。
せどりだってこのブログだってそうです(ブログに関しては今のところ収益少ないですが…)。
せどりで月5万はコンスタントに稼げるようになったと上記でお話ししました。
筆者のせどりの一例になりますが、服の場合はサーチして販売、発送して入金されるまで3,40分ほどで2000円くらいの利益をだしてました。
この短時間作業をほぼ毎日、25日したとして5万円稼げます。
時には服以外で一発で15万稼いだアイテムもありました。
15万稼いだアイテムはほぼ運でしたが…。
情報の仕入れ方ひとつで稼げる力は大幅にアップします。
お金を稼ぐ力を身につけて安心を得ましょう。
今後さらに詳しいお金の稼ぎ方に関する記事も出していきたいと思っています。
以上が筆者のどん底時代についての記事でした。
この記事の続きともいえるどん底から這い上がる方法もよろしければご覧ください。
どん底な気持ちになっていたり、悩みや辛いことがあったらお気軽にお問い合わせください。
可能な限り力になれるよう尽くしたい思います。