
アレグラとかと効果は同じ?
こんな疑問にお応えします。
結論、アレジークHIはアレグラFXと同じ有効成分(フェキソフェナジン)を同容量含んでいるため効果も同じと言えます。
さらに、効果が同等であるにも関わらずアレジークHIの方がアレグラFXよりも安く購入できます。
本記事ではなぜ安いのか、フェキソフェナジンの特徴は何なのか、また他に安い薬はないのかを解説していきます。
本記事の特徴
アレジークHIとは
アレグラとの違いとは
フェキソフェナジンの特徴とは
アレジークHIやアレグラFXよりも安い〇〇〇?
目次
アレジークHIとは
アレジークHIはAmazonのPB
花粉やハウスダストなどによるアレルギー性鼻炎薬の「アレジークHI」とは、ファーマチョイスというAmazonのPB(プライベートブランド)の一つです。
アレジークHIの効果
アレジークHIの効能効果は以下の通りです。
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
引用:アレジークHI 添付文書
アレジークHIの成分
アレジークHIの有効成分は以下の通りです。
フェキソフェナジン塩酸塩:120mg
添加物:部分アルファー化デンプン,セルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,クロスカルメロースナトリウム(クロスCMC-Na),無水ケイ酸,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース(ヒドロキシプロピルメチルセルロース),マクロゴール,酸化チタン,三二酸化鉄,黄色三二酸化鉄,カルナウバロウ
アレジークHIの価格
2022年5月現在のAmazon価格:1,388円
(※Amazonプライムセール時はさらに安くなることもあります)
CMでも見かけるアレグラFXとは
アレグラFXの効果
アレグラFXの効能効果は以下の通りです。
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり
引用:アレグラFX 添付文書
アレジークHIの効能効果と同様なのがわかります。
アレグラFXの成分
アレグラFXの英文は以下の通りです。
フェキソフェナジン塩酸塩:120mg
添加物:結晶セルロース、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、ポビドン、酸化チタン、マクロゴール400、三二酸化鉄、黄色三二酸化鉄
こちらもアレジークHIの有効成分と同様なのがわかります。
アレグラFXの価格
2022年5月現在のAmazon価格:1,759円
(※Amazonではこの価格で買えますが、ドラッグストアでは3000円近くすることもあります。)
そもそも有効成分「フェキソフェナジン」って?
フェキソフェナジンは抗ヒスタミン成分のひとつ
フェキソフェナジンは抗ヒスタミン成分のひとつですが、そもそも抗ヒスタミン成分とは何なのか簡単に解説します。
花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンといわれる化学物質が分泌されます。
このヒスタミンが原因でくしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こします。
そのため、ヒスタミンをブロックする役割をするのが抗ヒスタミン成分です。
フェキソフェナジンの特徴①【眠気】
上記の図は脳内ヒスタミン受容体占有率をあらわしています。
一般的に脳内ヒスタミン占有率が少ないと「眠気」による副作用が少ないとされています。
フェキソフェナジンがヒスタミンの占有率が圧倒的に少ないのが図から見てわかるかと思います。
つまり、花粉症の薬のなかでもフェキソフェナジンという成分は眠気が起こりにくいという特徴があることが言えます。
フェキソフェナジンの特徴②【軽症~重症までカバー】
初期療法から重症まで第2世代抗ヒスタミンは選択肢としてあげられます。
そのため花粉症の症状がひどくなる前(初期療法)から使うことをオススメします。
実際に、『花粉が飛びはじめた日、症状が少しでも現れはじめた日から服用すること』とアレグラの添付文書にも記載されています。
結局アレジークHIとアレグラFXの違いは?
有効成分 | 日数 | 価格 | |
アレジークHI | フェキソフェナジン塩酸塩:120mg | 30日分 | 1.388円 |
アレグラFX | フェキソフェナジン塩酸塩:120mg | 28日分 | 1,759円 |
有効成分に違いはなし
アレジークHIとアレグラFXはどちらも同じ有効成分(フェキソフェナジン)を同容量含むため、効果に違いはありません。
価格の違い
上記比較表から料金の差額を計算すると、アレジークHIの方が371円安くなります。
人によってはそこまで大きな金額ではないかもしれませんが、効果が同様なら少しでも安く買いたいと考えるのではないでしょうか。
アレグラとは違いアレジークHIが安い理由
冒頭でもさらっと言いましたが、アレジークHIが安いのはAmazonのPBであるためです。
PB(プライベートブランド)とは、ざっくりいうと会社が独自に展開している商品のことをいいます。
近いもので言うとセブンイレブンのセブンプレミアムやイオングループのトップバリュ、これらもPBです。
PBの特徴は、NB(ナショナルブランド)と比較して広告費や開発費などにかかる費用を削減ができるため、価格も安くできるといったメリットがあります。
PBとNBの違いを詳しく知りたい方はこちらのサイトをご参照ください。
Amazonが展開するPBのファーマチョイスには、他にも解熱鎮痛薬や鼻炎薬、ビタミン剤などたくさんあります。
本記事ではファーマチョイスのうちの一つ、アレジークHIを紹介しています。
アレジークHIやアレグラFXよりもさらに安い鼻炎薬「〇〇〇〇」
今回はAmazonのPBであるアレジークHIを中心に解説してきましたが、同成分・同含有量でさらに安い市販薬もあります。
それが以下の「アレルビ」です。
2022年5月現在のAmazon価格が948円と最安値になります。
アレルギー性鼻炎薬のカテゴリでもベストセラーとなっており、Amazonでは大人気商品です。
有効成分が同じであればとくに会社ブランド等はこだわらないといった方にオススメです。
まとめ
有効成分 | 日数 | 価格 | |
アレジークHI | フェキソフェナジン塩酸塩:120mg | 30日分 | 1,388円 |
アレグラFX | フェキソフェナジン塩酸塩:120mg | 28日分 | 1,759円 |
アレルビ | フェキソフェナジン塩酸塩:120mg | 28日分 | 948円 |
まとめ
アレジークHiもアレグラFXもアレルビも有効成分は全く一緒
アレジークHIはドラッグストアにも売ってるアレグラFXに比べると371円安い
さらにアレルビはアレグラFXより811円安い
会社のブランド等を気にしないのであれば価格が最も安いのを選んでも問題なし
以上が『Amazonのアレルギー性鼻炎薬「アレジークHI」とは?アレグラとの違いは?』についての記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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医薬品の効果の感じ方には個人差があります。
本記事はあくまでも合併症等もなく、基本的に心身ともに健康な状態である方向けの内容になっています。